auの通信費を節約する方法
携帯電話のシェア2位のKDDIが提供するauですが、これを安くする方法を紹介します。携帯電話単体では不要なオプション外しなどですね。
加えてauは系列サービスで光インターネット「auひかり」も提供していてそれを組み合わせると月額料金が安くなるスマートバリューというサービスもあります。まとめてみたので参考にしてください。
不要なオプションを外す
まずは携帯電話の料金を下げる為の基本です。いらないオプションを外してしまう。
最近の携帯電話会社はとにかくオプションが多いです。
サービスを提供しているだけなら良いのですが、新規契約、MNP、機種変更時などあらゆる場面で「加入すると端末料金などを安くします」という誘いが来るので知らず知らずの内に有料サービスに入っていたりします。
オプションサービスは例えば以下のようなものがあります。
- auスマートパス
- ビデオパス(廃止)
- うたパス
- ブックパス
- アニメパス
これらは全て月額料金のかかるサービスです。
初回登録14日間~30日間は無料なので入っておいてください、とまんまと加入させられます。すぐ外せば良いのですが、忘れているといつの間にか課金が始まります。
必要で加入するのはもちろん良いですが、使っていないのにお金を払うのはもったいない!利用していないサービスは即刻外してしまいましょう。
以下でさらっとサービス内容をおさらいしていきましょう。
auスマートパス
auスマートパスは有料で通常提供されているアプリがauの定めた月額料金を支払うことによって固定料金で使えるというものです。ATOKとかゲームのパワプロとかがあります。交通手段検索サービスのNAVITIMEとかは使えるサービスですね。
今回紹介するauサービスの中では使い方によってはなかなか使えるサービスです。入っていたら一度使えそうなアプリがないか確認してからやめても良いと思います。まだ入っていない人も良さそうなアプリがあったら加入してみても良いサービスです。
ビデオパス
ビデオパスは映画、ドラマ、アニメが見放題なサービスです。一部有料の動画などもあります。
新しめの作品、放送中作品の見逃し配信もあるので結構便利なサービスです。
見放題プラン | 562円/月 |
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レンタル | 動画ごとに個別課金 |
R-20見放題プラン | 2,500円/月でR20作品を月に120本まで |
30日プラン※ | 廃止 |
※自動更新されないプラン
うたパス
うたパスはアーティストの楽曲やテーマに沿った音楽を聞けるサービスです。確認したところ「30分必聴!歓送迎会カラオケ」や「キラキラ女子ならみな知っている歌姫ソング」、浜崎あゆみさんなどのチャンネルがありました。
うたパスはスマートフォン内にダウンロード保存はできないので電波が入る場所でないと聞けないのが玉に傷です。通信するのでバッテリーのもちが悪くなるのもあまり良くないですね。
ブックパス
ブックパスは漫画や小説、雑誌、実用書、写真種が読めるサービスです。読み放題とau公式ホームページでは言っていますが、有料のものが多いです。弱虫ペダルがあったので呼んでみたかったのですが、7間までは月額料金で読めてそれ以降の最新巻までは有料でした(400円)。amazonのkindleか楽天のkoboでいい気が…。
進撃の巨人もありましたが、1巻だけが月額料金で読めるようになっていてそれ以後は有料でした。やっぱりkindleとかで良い気がする。出版社が強すぎて無料で読ませるなんてできないんだと思います。
私は楽天koboユーザーなのでkobo推しです(←PR)。楽天ポイントもたまるし、キャンペーンも頻繁にあるので漫画や雑誌を買うならkoboがおすすめ。電子書籍は出版社が許可したものしか電子書籍化されないので、どこの電子書籍サイトも発売されている本はほぼ一緒です。
アニメパス
※サービス終了しました
その名の通り、アニメが見放題なサービスです。ざっと見たところ、「ソードアートオンライン(1期)」や「俺の妹がこんなにかわいいわけがない」、「アクセルワールド」などがありました。最新アニメはアニメによりますが、最新話のみ視聴可能が多いですね。
サービスが終了しましたが、類似サービスにビデオパスがあるので、使いたい人はビデオパスを使うのが良いと思います。
ディズニーパス
ディズニーのコンテンツ(壁紙、動画サービス(月90本))が使い放題なサービスです。ディズニーファンならあっても良いかもです。
確認できたらいらないオプションを外す
auのコンテンツ紹介みたいになってきましたが、いらないサービスがあったら解約しましょう。
明細書(サポートサイト)を確認して加入しているサービスを把握して、いらないと思ったらスマホ(ガラケー)のサポート画面やサポートセンター、auショップに行って解約してしまいましょう。
今回紹介した「○○パス」以外に携帯の保障サービスなどもありますが、これを外すのは良く考えてからにしましょう。保証サービスは一度解約すると携帯を変えるまで再加入できません。要注意です。
スマホが壊れたら買い換えるというスタイルなら外してしまうというのも良いでしょう。私は基本的にこのスタンスで、補償サービスは使っていません。
不安な方は1年くらいだけ補償サービスに入っておいて、それから補償サービスを外すというハイブリッド手法もあり。
自宅のインターネット回線とセットで安くなるauスマートバリュー
自宅で使っているインターネット回線をauひかりにすると月額料金が最大2000円/台安くなります(最大2年間、3年目からは934円/台)。
適用条件はauひかりでインターネット回線とひかり電話(固定電話サービス)に加入していて、なおかつauのスマートフォンでパケット定額サービスに加入していることです。
この条件が揃っている時にauショップやサポートセンターに連絡して申し込めば割引が適用されます。条件を満たしたからといって自動適用ではないので注意。
スマホのパケット定額のプランによって割引額は変わり、「データ定額10」、「データ定額13」なら2000円引き、「データ定額5」、「データ定額8」、「LTEフラット」なら1410円割引、データ定額3」、「データ定額2」、「ジュニアスマートフォンプラン」、「シニアプラン」なら934円割引です。
2年間は最大2000円割引で、3年目からはどのプランでも934円の割引になります。
auひかりの月額料金は概ね4000円~6000円
光ファイバーインターネットの料金は住居形態によって変わってくるので一概に言えませんが、おおよそ4000円から6000円程度です。
マンションやアパート等の集合住宅ではauひかりの設備が入っているか、入っていた場合、加入者数はどれくらいか(8人以上、16人以上で分けられている)、住宅内の電話回線を使うか、光配線を使うかなどで変わってきます。
戸建住宅ならプランは1つしかなく、インターネットで電話で5600円です。月額料金は1年ごとに100円ずつ割引され、3年目に5400円まで下がりそれが下限です。
細かくてよくわからないという人もいるかもしれませんが、申込み時に担当の人が教えてくれます。
ケーブルテレビ会社J:COMのインターネットなどでもスマートバリューの割引割引対象になります。基本的にインターネットと固定電話サービスの利用が必要です。
NTTのフレッツ光と比べるとauひかりはどうなの?
正直ほとんど変わりません。というのが大体のサービスはどちらかが始めるともう一方の会社も追いかけることがほとんどなので時間が経つと結局どっちもやっているとなっているケースがほとんどです。
例えばauひかりは戸建住宅向けに1Gbpsという従来の10倍ほどのスピードのサービスを出しましたが、それはNTTのフレッツ光でもやっています。固定電話が格安で使えるひかり電話サービスも両方やっています。
テレビサービスはフレッツ光だけ
強いて言うならばフレッツテレビという地上波放送を受信できるサービスだけauひかりはやっていません。これは戸建住宅などでアンテナを立てなくても地上波放送が見られますというのが売りのサービスです。
住宅によって変わりますが、基本工事費は40000円ほど。月額料金は660円です。このサービスに興味がある場合はフレッツ光が良いでしょう。それかJ:COMなどのケーブルテレビでも良いでしょう。
提供エリアが広いのはフレッツ光
フレッツ光はほとんどの地域で利用することができます。auひかりは関東だと東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に集中しています。他の地域でも基本的に主要都市に集中していて、フレッツ光に比べると少しエリアが狭いです。
ただこれも一概には言えないので実際に申込みorエリア調査をしてみないとわかりません。auスマホを使っているのなら試してみる価値はあります。
WiMAXとセットのスマートバリューmineもあり
auひかりやケーブルテレビインターネットとのセットだけではなく、モバイルルーターのWiMAXとのセットでも毎月934円の割引があります。外出先でインターネットを使う人はモバイルルーターは便利なので利用するのもおすすめです。
最近では家庭でWiMAXのモバイルルーターを利用して、固定電話回線代わりにするという人も増えてきました。WiMAXは月額4000円前後なので手軽なインターネット回線が欲しいという時にも便利です。
WiMAXは工事は必要なく、携帯電話と同様に即時開通するのですぐ使えます。引越し時も移転手続きなしで使えるので手軽に使えます。
auスマホを解約して、格安simを使うという方法
そもそもauの契約を解約してしまって、MVNOと呼ばれる会社が提供している格安simを使う方法もあります。UQ mobileというauのグループ会社がauの電話回線を利用した格安のsim(電話、インターネットを利用する為に必要なICカード)を提供しています。
これは月間通信量2GBまでの制限がありますが、データ通信のみ(音声通話は不可)だと980円/月、音声通話可能だと1680円で使うことができます。
データ制限無制限プランだと速度が300kbpsとだいぶ落ちてしまいますが、月額1980円(データのみ)、音声通話月だと2680円です。そもそもauのスマホを使いたいというのならばauの契約にこだわらず、このような格安simを利用するのもおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか。簡単にまとめてしまうといらないオプションを外して、auひかりなどの固定インターネット回線とセットにしてスマートバリューを組む、これがauの通信費を節約する方法です。
また格安simを使ってしまうという方法もあります。方法がいろいろあるのでまとめてみます。
auスマホを安く使う方法のまとめ
- auスマホ+auひかり
- auスマホ+WiMAX
- 格安sim
どれでも安くなりますが、auスマホ+auひかりが一番おすすめです。これが一番シンプルです。格安simも良いですが、この場合は月間通信量を2GBまでに抑えないといけないのでライトユーザー向けですね。無制限プランもありますが、速度が遅いのであまりおすすめはしません。
基本はauスマホのオプションのいらないオプションを外して、auひかりを使うのが良いでしょう。