通信費 節約 ドコモ

ドコモスマホの通信費を節約する方法

 

携帯電話シェア1位のNTTdocomoのスマホをできるだけ安くする方法をまとめました。ドコモのスマホは格安で運用することが比較的簡単です。具体的な方法を以下で紹介します。

 

 

格安simを利用する

 

ドコモのスマホの格安運用と言ったら格安simです。simというのは電話番号やインターネットを利用する為の情報が詰まったICカードです。このICカードは色々な会社から販売されています。これを利用します。

 

 

利用イメージ

  1. 格安simを契約する
  2. スマホに刺さっているsimを格安simに入れ替える

 

利用するイメージとしては以上です。簡単に言ってしまうとこれだけです。

 

 

格安simとは

格安simサービスとはNTTdocomoの通信網を他社が借りて、それを利用者に使わせるサービスです。月額料金としてはドコモの半分以下がほとんどです。スマホの平均月額料金は6500円ほどですが、おおよそ3000円もあれば格安simだとスマホが使えます。

 

 

どうして格安simは安い?

これは色々あります。以下をご覧ください。

 

  1. 3日間(1日間)の通信上限が低め
  2. キャリアと違い設備投資が不要
  3. 後発サービスゆえの対抗

 

以上があげられます。一つ一つ説明していきます。

 

3日間(1日間)の通信上限が低め

NTTドコモでは短期間ではどれだけ使っても速度制限をかけられることはありません(当たり前ですが、定額プランの上限まで行くと速度制限がかけられます)。

 

 

これに対して格安simは3日間、ないしは1日間で所定の通信量を超えると速度制限がかけられ、低速通信になります。サービス会社にもよりますが、3日間で300MB程度、1日だと100MB程度が目安です。

 

 

これはどれくらいの容量かというと音楽だと5分の曲でおおよそ60曲程度、youtubeの動画だと解像度360pの5分ほどの動画で約7回分です(300MB)。100MBだとこの1/3です。

 

 

音質や画質によっても変わってきますが、ダウンロードを多くしたり、動画を良く見る人は注意です。格安simはどちらかというとライトユーザー向けです。

 

 

あまり通信量を使わないけれどもスマホを持ちたいという人がターゲットになっています。

 

 

キャリアと違い設備投資が不要

既存のキャリアは電波が通じるように各所にアンテナを立てています。またそのアンテナからインターネットにつながるように接続サービスなども用意しています。格安sim会社はこれを借りているだけなので投資が不要です。

 

 

じゃあ借りる料金が高くて、月額料金に上乗せされるのではないかということを考えますが、高くないです。むしろ既存キャリアより安いです。これにはわけがあって、総務省から貸し出してあげてくださいと、国の方からお達しが出ました。

 

 

NTTは元々電電公社として国の企業で、電話回線を格安で譲り受けたという過去もあってかこれに従いました。貸し出し料金はわかりませんが、おそらく総務省側から安く貸し出してくださいといわれているかと思います。

 

 

このような経緯があって、既存のキャリア以外でも携帯電話サービスを始めることができるようになりました。最初はNTTドコモの回線だけが開放されましたが、続いてauの回線も貸し出され始めています。もしかしたら後々ソフトバンクの回線も貸し出されるかもしれません。

 

 

後発サービスゆえの対抗

あとはこれです。後発サービスは他社の既存ユーザーから乗り換えてもらわないと新規契約を獲得できませんが、料金が同じだと普通乗り換えてくれません。どの業界でもそうですが、後発サービスは価格面かサービス面を既存サービスよりぐっと良くして提供し、新規契約を促します。

 

 

競争が激しくなれば既存キャリアも少しは下がるかもしれません。ただNTT法という法律があって、他社より料金を下げるというのが難しいのでドコモがめちゃくちゃ安くなるというのは現実的ではありません。

 

 

格安SIMを使うのに必要なものは端末とsimカード

格安simを利用する為に必要なものは2つです。

 

  1. スマホ端末(NTTdocomoかsimフリー端末)
  2. 契約した格安sim

 

docomo以外のauやソフトバンクの端末は使えません。auの場合はUQmobile社のsimを使えば格安simを使えます。詳しくは格安sim会社のホームページに動作確認端末が記載されているのでそちらを確認すると良いでしょう。

 

 

キャリアを解約する場合はキャリアメールは使えなくなる

当たり前ですが、キャリアを解約する場合はキャリアメール(@docomo.ne.jp)は使えなくなります。今持っているスマホをそのままに2台持ちする場合はもちろんキャリアメールも使えます。

 

 

2台持ちする場合はスマホのパケット定額サービスを外して、通話のみの基本プランにするのが良いでしょう。端末は中古携帯ショップやヤフオクなどで気に入る端末を購入するのがお勧めです。

 

 

人気のiPhoneは高めですが、少し前の機種(iPhone5s、iPhone5、iPhone5c)などは安めで購入できます。androidは比較的安くなりやすいのでこちらを狙うのも良いでしょう。

 

 

ドコモ光と一緒に使ってセット割

ここからは格安simを使わずにNTTdocomoを継続して利用して、少しでも安くする方法を紹介します。

 

 

その方法はdocomoが提供する光インターネットサービス、ドコモ光を利用することです。セットで使うことによって毎月500円~3200円の割引を受けることができます。以下のページが参考になります。

 

参考リンク:ドコモ光のセット割

 

ドコモ光はおすすめではない

ドコモ光とドコモのスマホを合わせて使うことによって割引がききますがあまりおすすめではありません。

 

 

なぜかというと割引料金が低いからです。パケット定額のプランによって500円から3200円の割引を受けられるのですが、3200円の割引を受ける為には22500円/月のパケット定額サービス「光シェアパック30」に入る必要があります。これは月間30GBのパケット通信を使うことができるサービスですが、よほどの大家族で分け合わない限り、使いきれない容量です。

 

ドコモのパケットサービスは家族でシェア可能

シェアパックというパケット定額を使えば一つのパケット定額サービスを家族でシェアすることが可能です。利用するには主回線がシェアパックを契約し、副回線はシェアオプション(500円/月)に入る必要があります。

 

一番安いパケット定額サービス、データSパックだと500円の割引にしかなりません。ドコモ光を引く工事費用(フレッツ光を現在使っている家庭では転用というサービス変更をする。その際に事務手数料が必要)を考えるとあまりおすすめではありません。

 

 

これをするならば格安simを使うか、キャッシュバックキャンペーンなどを行っているフレッツ光の代理店で申し込んだ方がオトクです。

 

参考:ドコモ光+スマホの利用料金イメージ

 

 

まとめ:おすすめは格安sim

長くなりましたが、何が言いたいかというと格安simを利用すると月額3000円以下(ライトユーザーなら1000円前後も可能)で使うことができます。

 

 

ドコモ光は前々から来るぞ来るぞといわれていましたが、思ったより得じゃなかったです。できるだけ節約したいと考えている場合は格安simを使った方が幸せになれるでしょう。