通信費が高い理由
毎月の通信費用が高いと思っている方は多いと思います。
スマホ代が月に7000円前後、固定インターネット回線が4000円前後…。世帯によっては固定電話で1700円。一人暮らしでも1万円は支払っている家庭が多いと思います。
この通信費用が高い理由を一番の負担になっているであろうスマホで考えてみましょう。
端末料金が高額になった
スマートフォンの端末料金は年々上がっています。人気のiPhoneで見てみましょう。
年 | モデル名 | 日本の販売価格 |
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2010 | iPhone 4 | 46,080円 |
2011 | iPhone 4S | 46,080円 |
2012 | iPhone 5 | 51,360円 |
2013 | iPhone 5s | 68,040円 |
2014 | iPhone 6 | 73,872円 |
2015 | iPhone 6s | 93,312円 |
2016 | iPhone 7 | 82,296円 |
以上のようになっています。
2016年のiPhone7で少し価格が下がったとはいえ、2010年のiPhone4から比較すると約2倍になっています。
日本の携帯電話の販売方式はNTTドコモなどのキャリアがメーカーから買い上げ、それを消費者に販売する方式をとっています。
実質0円が禁止されて端末が高くなった
2年間使い続けると実質0円!というのが2015年までありましたが、総務省から禁止の命令が出て、現行機種は実質0円販売ができなくなりました。
iPhone7だと24カ月分割払いで毎月3429円。それに月々サポートという毎月使用料金から割引されるサービスで実質648円×24か月。実質15,552円になっています(NTTドコモ調べ)。
料金プランが高額になった
料金プランも実は年々割高になっています。特に顕著なのがパケット料金です。
ガラケーの時代は完全に使い放題で5,000円~6,000円程度だったのが、スマートフォンに変わってからパケット数(容量)が7GBに定められました。
その後容量の少ない2GB・5GBプランなどが開始されます。
一番容量の小さい2GBプランと後で説明する基本料金を合わせてもガラケー時代の料金と高いか同じくらいです。
基本料金が値上げされた
かなり昔のガラケー(mova・cdma oneなど)の時代は基本料金が3,000~4,000円代が当たり前でしたが、au(旧セルラー)、ソフトバンク(旧J-Phone、vodafone)との競争で約1,000円になりました。
しかしその後にかけ放題を標準装備することにより2,700円に。かけ放題のライトプランなども登場していますが、1,700円程度で以前と比較すると値上がりしています。
まとめ
携帯電話は端末代金や基本料金など年々と高くなっています。
今だとキャリアの携帯電話を持つのはある程度裕福な人じゃないとしんどいのではないかと思います。
携帯電話は生涯持つことになると思うので、毎月の料金はできるだけ下げておきたいです。
月々の通信費用を下げる方法としてはキャリアからMVNO(格安SIM)に乗り換えるというのが一番の方法です。
毎月の料金で約5,000円の割引になるので、通信費用が気になる人は乗り換えをおすすめします。